ついに出ましたよ、クラッシュ・ロワイヤルのパクリゲーム。その名も『ジャングル・クラッシュ(jungle clash)』
人気ゲームはパクられるのが世の常。にしてもこのジャングル・クラッシュのパクリ方は露骨すぎる。もはや隠す気なし。
![]() |
![]() |
いや、これ同じゲームでしょ。
戦闘システムが似てるとか言う次元じゃない。全てが同じ。
ここまで潔いパクリ方だと開発したのはあの国か? と思いましたがどうやら開発はアメリカの『My.com B.V.』という会社らしいです。 訴訟大国アメリカもアプリのパクリには寛容なのでしょうか?
とはいえ、逆にここまで似ていると、クラロワを遊んだことがある人なら同じ感覚で自然と遊べるのか!?
というわけで、日本リリース時からクラロワで遊んできた私(一応レジェンド)が、『ジャングル・クラッシュ』を実際に遊んでみたのでプレイレポをおおくりします。
とにかく似てるジャンクラを遊んでみた
読み込み画面からしてクラロワなジャンクラ
まずは戦闘のチュートリアル。わりとざっくりとしたチュートリアルなのですが、クラロワと同じなので迷うことはありません。
チュートリアルは適当にユニットをだせば勝てます。
ユニットを出した時の反応がクラロワと比べたら鈍い感じなので若干の違和感はあるが、まぁクラロワです。
![]() |
![]() |
チュートリアルに勝てば開封時間5秒の木のコンテナをゲットできるので、すぐに開けましょう。
ちなみにこの5秒の木の箱はチュートリアル限定(たぶん)の箱なので通常の対人戦で得られる箱は1時間でアンロック解除ができます。
クラロワユーザーからしたら1時間でアンロック解除は早く感じますね。
爆弾ゲット!
![]() |
![]() |
獲得したユニットは編成画面からステータスや特徴を確認することができます。
攻撃対象や射程距離などのシステムもクラロワと一緒なので、ステータス画面から特徴を確認しておきましょう。
![]() |
![]() |
チュートリアルでは必ず、レジェンダリーカードが手に入る箱が貰えるので、ここでどのレジェンダリーカードを引くかで、攻略方法は変わってきそう。
クラロワでいうところの「スケルトン部隊いらねー」みたいな当たり外れはありそうです。
![]() |
![]() |
無料の宝箱も開けられるし、豪華なスター宝箱も1日1回箱も開けられる。
買い物画面もクラロワにそっくりでわかりやすい!!
そんなこんなで、チュートリアルはすぐに終わって対人戦で遊ぶことができるわけですが、とにかくクラロワと一緒。
ここまで一緒だとむしろプレイしやすいレベル。「君とは今日がはじめての気がしないよ」そんな甘い言葉も自然とでてきます。
しかし、1点だけクラロワと違うところがあります。
それは、クラロワで言うところの『キング』にあたる『大将』が固有スキルを発動できるのです。
▲大将のゲージが時間とともに溜まっていく。
▲ゲージが貯まると固有スキルが打てる。
▲大将をタップするとスキルを発動できる。
▲今回使用した大将がこちら、体力が高いロボットを設置することができる。
▲いけ! ロボット!!
このように大将のスキルを使用していきます。
大将ごとにスキルが使用できるというのはクラロワにはないシステムなので、ここは独自性があり楽しめるかもしれません。
![]() |
![]() |
▲大将は全10種類位、個性豊かなスキルをもった大将もいる。
他には、グラフィックが昔のアプリかな? というくらいぼやけててRetina化されていないのが気になりましたが、チュートリアルをクリアすると、追加で高画質版データをダウンロードすることができるので心配はいらない。
ユニットの特徴はクラロワのユニットで覚えるべし
ゲームシステムはほぼクラロワということでわかりやすいですが、実際のユニットの特徴を覚えるのはめんどくさい。
そんなときは、クラロワのユニットに当てはめて覚えると覚えやすいのでおすすめです。
例えばこの編成。どう使用するのがいいかパット見わかりませんよね。
それではユニットの性能を確認してみましょう。
▲コスト5のレアで、体力が高くて敵タワーを優先的に攻撃する『ジャイアント』だ!
▲コスト3で体力がそこそこ高くて、近接攻撃の『ナイト』だ!
▲コスト4のレジェンダリーで、飛行ユニットで範囲攻撃の『チビドラゴン』だ!
▲コスト4のレアで、射程が長いスナイパーの『マスケット銃士』だ!
▲コスト3で、そこそこの体力と攻撃力の遠距離攻撃の2体ユニットの『アーチャー』だ!
▲コスト3で、体力は少ないけど地上の範囲攻撃の『ボンバー』だ!
▲コスト2で、体力・攻撃力共に低いが遠距離攻撃の3体ユニットの『槍ゴブリン』だ!
▲コスト3のスペルカード、そこそこの威力の範囲ダメージの『矢の雨』だ!
どうでしょうこのユニットの一致率!
ユニットまでもほぼクラロワなのです!!
ゲームシステムのみならずユニット性能までも丸パクリなジャンクラ。バランス調整や戦略性の部分もクラロワをそのままパクる方が破綻することもないし楽だったのでしょう。
そしてこの覚え方をしたらジャンクラの編成を理解しやすくなります。
つまりこの編成は
このように変換すると分かりやすい。
戦い方も想像しやすすくなります。エリクサーコスト平均もバッチリだ!
というかそもそも、アリーナ毎にもらえるユニットも同じなんです。
![]() |
![]() |
訓練エリアで獲得できるユニットも完全に一致してるんですよ。
1体づつステータスと特徴をチェックしましたが完全に一致しました。ネクロもスケルトン部隊も完全一致。
アリーナを上げても獲得できるユニットは完全に一致していました。
ただユニット数は本家クラロワの方が多くて、ジャンクラにはクラロワのかなり初期のユニットしかいません。
戦い方は全てクラロワが教えてくれた
チュートリアルが終わると対人戦で戦うことができます。
例えばこの試合、大将レベル(キングタワーレベル)が、こちらが『2』に対して相手は『5』。かなりの格上ですが、クラロワで学んだ戦い方を実践すれば勝機はあります。
1.ユニットはオイル(エリクサー)が10貯まってから出す。
クラロワでは直接タワーを狙えるユニットに限り奇襲なども効果的ですが、基本はエリクサーを10貯めてからですよね。
ちなみにクラロワだと内部的に10.9までエリクサーを貯めることができるので、そこまで計算してユニットを出すと、初動で後出し狙いの相手には確実に1エリのアドバンテージが得られるので、10.9出しのテクニックとかがあったりしました。(7月4日のアップデートで内部でのエリ貯めができなくなりましたが。)
ジャンクラでは、内部貯めはできないので9.5くらいで出すようにしましょう。
10貯める理由としては、クラロワもジャンクラも後出しが有利なので10貯まらないうちから急いで攻めても相手のタワーに攻撃されて簡単に防衛されてしまうのが理由です。
2.ユニットは大将(キングタワー)の裏からだす。
もちろん状況やユニットによって裏だしは不正解にもなります。
裏出しの理由は、エリクサーを10貯めるのと同じ理由です。
とにかくクラロワもジャンクラも後出しが有利なので、相手の陣地まで到達する時間を稼ぐという理由で裏だし有効です。
3.適切なアンチユニットで防衛する
例えばこのシーン、こちらジャイアントに対して相手が、『チビドラゴン・ガーゴイル・ナイト』を出してきました。
なのでこちらは、チビドラゴンのアンチユニット『マスケット銃士』をだして防衛します。
相手のターゲットは全てジャイアントが受けてくれているので、『槍ゴブリン』を追加してガーゴイルを処理。
こんな感じで、試合を組み立てれば格上だろうとやり合えます。
そんなこんなで、見事勝利することができました。
というわけで、戦い方の基本はクラロワと一緒です。
クラロワを遊んできた人なら序盤は無双しながら勝ち上がることができると思います。
※たまに上手い人もいて序盤でも普通に負けます。
トーナメントで遊んでみた
なんと、ジャンクラではクラロワよりも先にトーナメントが実装されていたのです。(クラロワは7月4日から大会が追加された。)
ルールもクラロワとは違うものとなっており、どちらも一長一短の仕様です。
それではクラロワとジャンクラのトーナメントの違いから説明します。
大会の開催方法
・クラロワ
個人が大会の主催者となって、開催費用となるエメラルドを支払いそれが報酬に充てられる。
・ジャンクラ
個人が主催者になるのではなく、大会参加者が各自『ゴールド or ダイヤ』を支払いそれが報酬に充てられる。
![]() |
![]() |
ジャンクラでは、大会での成績が良ければ参加費よりも多くの報酬を得ることができます。
ダイヤで参加をすると更に特別報酬も得られる。
大会・トーナメントの試合の仕様
・クラロワ
参加人数は50〜1,000
大会の時間は最短1時間から3日まで設定可能。
大会の開催期間中に何回でも戦うことができる。
・ジャンクラ
参加人数は10人
トーナメントの時間は15分。実質10分くらいで終わる。
試合の回数は3回、その成績によって順位が決まる。
ここが一番の違いといえるかもしれません。
手軽に遊べるジャンクラに対して、ガッツリ戦う必要があるクラロワ。
メリット・デメリット
・クラロワ
【メリット】
大会の規模がでかい。
パスワードを付けることで身内を集めた大会が開催できる。
盛り上がる。
【デメリット】
拘束時間が長い。
期間が長いものだと張り付いたもん勝ち。(暇人最強)
開催費は主催者が全て負担。
・ジャンクラ
【メリット】
10〜15分程度で終わるので気軽に遊べる。
【デメリット】
大会メンバーはランダムなので身内で遊べない。
トーナメントをやってみた
参加費を支払いトーナメントに参加すると数秒ですぐにメンバーが集まり、トーナメントが開催されます。
スクリーンショットのタイミングが悪かったが、星3ゲット!!
トーナメントの試合はすぐに開始され、試合終了後も自動マッチングですぐに試合が開始される。
そして、3戦した結果…。
なんとか、3戦3勝で星9ゲットしたが惜しくも2位。
おそらく、戦闘時間なども加味されて順位がだされているんじゃないでしょうか?
大会・トーナメントの方向性が、クラロワとジャンクラでは全く違うものなのでどちらが良いかは人によるでしょうが、盛り上がりでいったらやはりクラロワの大会ですね。
まとめ
まだまだ数十試合しただけで、全貌は見えていませんが基本はやはりクラロワと思っていいです。
クラロワとの違いは、大将(キングタワー)が10種類いてスキルが使える点。そしてトーナメントの違いでしょう。
ゲームのクオリティとしても、案外ちゃんと作られているという印象で、意外と楽しめました。
興味があれば一度やってみても良いかもしれません。
クラロワで磨いた腕を存分に発揮できますよ。
ジャングル・クラッシュ(jungle clash)
【android】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.my.card.moba.jungle.clash&hl=ja【iPhone】
https://itunes.apple.com/jp/app/jungle-clash/id1094162875?mt=8